健康教室「スマホやゲームが脳に与える影響について~豊かな心を守るために~」
NPOかけはし スマホ依存防止学会上席アドバイザー 坂本雅史様、富岡ひとみ様を講師にお招きして、第2回学校保健委員会 健康教室・PTA研修会を実施しました。
全校生徒・保護者へ事前アンケートを実施したところ、学校がある日の使用時間が、5時間以上の人があり、休日においては、10時間以上と答えた人も少なくなく、中には一日中と回答する人もいました。他の調査結果と比べて、本校生徒の利用時間は、かなり多い結果となりました。
はじめに、保健委員会生徒により、「スマホやゲームはどんな影響があるの?」について、アンパンマンをモチーフに劇で発表を行いました。この日のために、朝の活動の時間を利用して練習してきました。誰もが本番を前にかなり緊張していましたが、全校生徒の前で練習の成果を発揮することができましたね。
講義では、「前頭前野(ぜんとうぜんや)の働き・大切さ」「こころの育ちとは」「スマホやゲームがどのように脳に影響を与えているのか」「依存症とは?」「睡眠の大切さ」「有名人のスマホ対策」などについて、お話していただきました。
また、講義の中で、周囲の人たちと話し合う場面や決意表明・質問コーナーでも、積極的に手を挙げる生徒が多く、講師からも、「生徒さんが、積極的に生徒さんが参加してくださったのがとても嬉しかったです。」と感想をいただきました。また、「学校でのスマホの預かりの取り組みは、特に平日の子どもたちの脳を学校が守っていることになり、その役割はとても大きいと思います。」しかし、「休日の使用が多いことが、生徒さんたちの発言から強く感じました。休日の使用については、ご家庭の協力が不可決ですね。」とも言われていました。
最後に、「自分の脳を守るためにできることは?」で、多くの生徒たちが、具体的な決意表明をしてくれたこと、ワークシートに記入したことを忘れずに、今後も自分の脳を守ることを意識して、スマホやゲームとの付き合い方を考えていってほしいと思っています。

お礼の工業製品として、NPOかけはしでは、子ども食堂を運営されているため、はし入れとしても使える木工の引き出しBOXをお渡ししました。その一つは、NPOかけはしが行っている、カンボジアの支援事業で、カンボジアの児童支援施設で使用されるとのことでした。春日井高等製品が、海外に旅立ち、活躍します!