校長室より

校長あいさつ

 本校は、平成7年4月に高等部単独の産業科の知的障害養護学校として開校し、今年30年目を迎えます。(平成26年4月より「愛知県立春日井高等特別支援学校」と改称)。職業自立に必要な知識・技能・態度を身に付け、社会人の一員として充実した生活ができる人間を育成するという教育目標のもと、卒業後は一般企業への就労を目指して教育活動を行っています。平成10年3月に最初の卒業生を送り出して以来、この3月の卒業生まで、その人数は1,300人以上となりました。

 本校の校訓である「希望・健康・誠実」を大切に、「たくましく生きる生徒」「根気よく学ぶ生徒」「明るく素直な生徒」を目指す生徒像としています。生徒達には、授業や生徒会活動、部活動、体育祭、文化祭等の学校行事の中で、各自に役割を持たせています。その中で、生徒達には自覚をもたせ、また周りからは「なくてはならない存在」として認められるよう教育活動を進めています。

 令和6年度の学校目標は「明るく笑顔あふれる学校」です。生徒も職員も笑顔いっぱいの充実した学校生活を目指します。また、地域に開いた学校を目指して、様々な活動に積極的に取り組んでまいります。「明るく、元気、素直に活動」のスローガンのもと、周りの多くの方々に「応援」してもらいながら生徒たちの成長を促していきたいと思います。本年度も本校の教育活動に御理解・御協力をいただきますようよろしくお願いします。

愛知県立春日井高等特別支援学校長  橋部和典